ナゴヤファッション協会

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ナゴヤファッションコンテスト

ナゴヤファッションコンテスト過去受賞者へのインタビューVol.12

「ナゴヤファッションコンテスト2001」奨励賞受賞 山本奈由子さん

「tactor」デザイナー 山本奈由子さんにお話しを伺いました。


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専門学校を卒業してから「tactor」を立ち上げるまでの経緯と現在の活動を教えてください。
中部ファッション専門学校を卒業した後、販売職を経て、デザインや生産管理をする会社で働きました。5年程経った頃、一生働く仕事として、自分のデザインを供給する立場になりたい、そのために学生の頃から夢だった留学をしたいという思いが強くなり、ロンドンのセントラル・セント・マーチンズへ留学をしました。留学中、「アレキサンダー・マックイーン」、「ヴィヴィアン・ウエストウッド」、「イーリーキシモト」でインターンシップの経験を積みました。その後、帰国し、テキスタイルデザイナーとして2年ほど働いた後、独立し、「tactor」を立ち上げました。
現在は年2回のシーズンの発表をメインに活動しているほか、母校の専門学校で講師をしています。

留学を通して学んだことや感じたことは何ですか?
セント・マーチンズでの教育では、洋服をアートの一部と捉える傾向が強く、日本での教育とは異なっており、全く別のものを学んでいるような気持ちでした。どちらが良いということではないですが、洋服を作るというよりも、自分を突き詰めていき、「なぜ?」、「どうして?」と自分の内面に奥深く向き合うことを学びました。
また、世界中から大きな夢を持った人がたくさん集まる学校だったこともあり、学生は皆とても必死でした。地道な作業を誰よりも多く行い、時間と熱意を惜しまず傾ける、そんな仲間とともに時間を過ごすうちに、才能は持って生まれたものだけではなく、努力できることが才能だと感じるようになりました。そして、周囲から信頼してもらうために、また自分の思いを伝えるために、何をしないといけないのか、どういう自分にならないといけないのかを考えることができました。


ナゴヤファッションコンテストで受賞されていかがでしたか?
ナゴヤファッションコンテストは、通過できた初めての大きなコンテストでしたが、バックステージでの光景が今でも強く印象に残っています。上位に入賞した方々の堂々とした立ち振る舞いや身のこなし方、審査員の先生方へのアプローチの仕方などを見て、とても憧れました。プロの世界を感じた初めての経験であり、自分のお手本となるような方々に会えた貴重な機会でした。また、自分も頑張ればもっと出来るのではないかという自信も与えてくれました。

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今後の目標を教えてください。
現在は、台東区の創業支援施設に入居していますが、入居期限の3年を目途に、デザイナーズスタジオを構えられるようにビジネスを確立させたいと思っています。最終的には、パリで継続してコレクションを発表していくことが目標です。


若手のクリエーターに対するメッセージをお願いします。
コンテストにどんどんチャレンジして欲しいと思います。コンテストは、賞金や名誉を得られるということ以上に、普段会えない人に会えたり、自分に刺激を与えてくれるようなライバルに会えたりと、貴重な経験ができ、自分の可能性を広げてくれます。臆せず、挑戦して欲しいです。
もう一つは、旅行でもいいので、海外に行く機会を作って欲しいと思います。私は、専門学校時代に行ったニューヨークへの研修旅行がきっかけで、海外に強い憧れを持つようになりました。お金や時間などの制約はあるかもしれませんが、学校の中とは別の世界を知ることはとても大切です。
自分の可能性を自分で決めずに自分を信じて行動して欲しいです。

「tactor」の詳しい情報はこちらをご覧ください。

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