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ファッションレポート

ファッションを学んだ学生のその後Vol.2

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株式会社クエストアンドトライ 古谷友美さん

高桑服装専門学校卒業後、立体造形物を製作されている古谷友美さんにお話しを伺いました。

 

IKEA神戸のトリックアート
IKEA神戸のトリックアート


現在のお仕事を教えてください。
「株式会社クエストアンドトライ」で、立体造形物のデザイン・製作に携わっています。
この造形物はテント生地などを使用して製作した袋状の造形物に空気をファンで送り続け、膨らませるものです。製作にあたっては、デザインの考案、粘土による模型作り(省略することもある)、型紙作り、裁断、縫製の手順があり、私は主に、デザインと型紙作り、裁断、縫製を担っています。
私が一緒に写っている作品の場合でデザイン決定後2週間程度の製作期間が必要です。

今の仕事を選んだ理由と魅力について教えてください。
通っていた高桑服装専門学校の先生に勧めていただいたことがきっかけです。毎回異なる新しい物を作りだす...、こんなに面白い仕事はないと感じています。また、仕事上の意見を社員が伝え合うことができる社風で、改善点などの提案をしやすいこともやりがいにつながっています。


ファッションを学ぼうと思ったきっかけを教えてください。
子供の頃は図工が大好きで、工夫して物を作ることが得意でした。「物を作る」ことが好きであることを活かして「洋服を作る」技術を身に着けることができると思い高桑服装専門学校に進学しました。

製作にあたる古谷さん
製作にあたる古谷さん

 
これまで一番大変だったこと、うれしかったことは何ですか。
大変だったことは、初めて大型のキャラクター遊具を製作した際に、本来よりも太った姿になってしまい、製作し直しになったことです。先輩社員が作った型紙を基にしたので大丈夫と思い油断したことがミスにつながりました。それ以降、大型作品の製作にあたっては、完成後に調節や直し等の細かい作業ができないため、必ず模型を作り、出来上がりの姿を事前に確認して製作するようにしています。
一方で、狙ったとおりの作品ができあがったときは非常にうれしいです。入社から1年半ほどで仕事のコツをつかむことができ、こんなおもしろい仕事はないと感じています。
また、作った作品を写真に撮っていただいたり、作品で子供たちが遊んでいるところを見かけるとやはりうれしいです。


仕事をする上でもっとも大切にしていることは何ですか。
他にはないオリジナルを自分で考えて作り上げることが大切だと思っています。また、当然のことですが、納期に遅れることがないように、スピードや効率には気をつけています。例えば、型紙のパターン化を提案し、納期の短縮につなげることができています。

スライダー遊具
スライダー遊具


学生の時の経験で今に役立っていること何ですか。
あるコンテストの一次審査を通過し、作品を完成させるまでの試行錯誤が非常にいい経験になりました。デザイン画どおりに仕上げるために、素材や形などあきらめず、工夫を重ねていきました。

今後の目標を教えてください。
どんなものでも形にできるようにしていきたいと思っています。
また、今後入社される後輩に立体造形の製作方法に加え、この仕事の楽しさも伝えられるようになりたいと思っています。



現在ファッションを学んでいる後輩の方達へアドバイスをお願いします。
難しいと思ったことでも、チャレンジしてみることが大切だと思います。是非、いろいろなことにチャレンジしていって下さい。

株式会社クエストアンドトライの記事が4月17日の「日経MJ」に掲載されました。こちらをご覧ください。

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