【開催データ】
開催日時:平成20年6月18日(水)9:30〜13:30
会場:ホテル名古屋ガーデンパレス(名古屋市中区錦3丁目11-13) |
環境首都をめざす名古屋から、エコ・ファッションをキーワードに新しいチャレンジ
理事会・総会
昨年、設立20周年を迎えたナゴヤファッション協会の平成20年度理事会・総会が開かれました。まず理事会では、岡田会長の「ファッション業界は内需に対応するビジネス。消費の低迷など厳しい状況におかれているが、名古屋でのCOP10 (生物多様性条約第10回締約国会議)開催も決まった。今こそ元気な名古屋をみせる真骨頂」との挨拶のあと、議案書に基づいて議事が進行。平成19年度事業報告・収支決算、平成20年度事業計画・収支予算が承認されました。
続いて総会では、あらためて岡田会長が「21世紀は環境の世紀。名古屋は環境と経済発展のバランスがとれており、環境先進地域として注目される都市になるエコファッションをテーマに、さまざまな知恵を出し合うことが大切」と挨拶。議事と承認も滞りなく進行し、新会長に選任された滝茂夫タキヒヨー株式会社代表取締役社長からは「ファッションコンテスト2008を中心として人材の開発、実務に適した情報発信をしていきたい」との挨拶をいただきました。
最後に来賓を代表して中部経済産業局産業部の田島氏が壇上に立ち、「ファッションを含めた繊維業界も厳しいと聞いている。新しい素材、新しい取り組みなど皆さまのお役に立てるよう努力したい」とのメッセージをいただきました。
[総会出席者:66名]
エコファッションシンポジウム
「エコで売れる エコで楽しむ ファッションのツボ! 〜環境時代の新しい価値創り〜」
〔パネラー〕*50音順
岡 正子 氏 株式会社エコマコ 代表取締役社長 兼 デザイナー
門前貴裕 氏 ソトコト編集部 ファッション担当
百瀬則子 氏 ユニー株式会社 業務本部環境社会貢献部部長
〔ナビゲーター〕
船橋康貴 氏 株式会社フルハシ環境総合研究所 代表取締役社長
今回は、地球規模で高まっている環境とファッションとの関係を考えるシンポジウムを開催。関心の高いテーマであり一般の方も参加できるとあって、会場は急きょ席を増やすほどの超満員となりました。
ナビゲーターの船橋氏による「ようこそ、歴史的な瞬間へ」との挨拶のあと、映像を用いてパネラーの自己紹介を兼ねた活動紹介がされました。
「21世紀にはどんな服を着ることになるのだろう?」という疑問から現在の活動をはじめたという岡氏。「これまでのヒト・モノから、コトを紹介する雑誌を」という新しい価値観の雑誌「ソトコト」の編集に携わる門前氏。「創業者の『“点”と“線”ではなくて“面”で商売を展開しよう』という思いが、今となっては非常にエコ。エネルギーや流通の問題だけでなく環境に良い商品を売ることが必要」と実践的な取り組みを紹介された百瀬氏。三者三様の立場から、環境への多角的な活動が紹介されました。
「食品ゴミを堆肥に利用した野菜を売っているが、消費者は“生ゴミでできた野菜”という看板を見てではなく、おいしくて新鮮だから買う。服も『エコだから』ではなく『着やすくてよい』から買ってもらえる」と現場の声を伝えられた百瀬氏は、「サスティナビリティという言葉に、“持続可能”だけでなく“次世代のために”という意味を持たせている。いろいろな関係があって自分が生きていることを実感してほしい」とビジョンを語られました。
岡氏からは、「エコの基準がわからないという声も聞こえる。100%ではなく、やれることとからやってみる姿勢が大切。ファッション業界はともすれば流行を変えたがるが、デザイナーは形だけでなく価値基準を作っていくことが大事」とファッション業界への厳しい指摘もありました。ロハス・ムーヴメントの仕掛け人でもある門前氏も「カッコイイが大前提。そこをクリアしたうえで身近にできることから社会貢献を」と述べられました。
途中、ナゴヤファッション協会によるアンケート結果も紹介され、消費者の意識が紹介・分析されました。
[シンポジウム出席者:158名]
交流会
シンポジウム終了後は、会場を移して交流会が開催されました。長谷川二三夫名古屋市市民経済局理事の挨拶と滝茂夫新会長タキヒヨー株式会社代表取締役社長の乾杯の発声のあと、パネラーの皆さまも交えてなごやかに歓談が続きました。
会場に用意された自然由来の素材を使用したエコマコの服、ユニーの環境保護活動や雑誌「ソトコト」、フルハシ環境総合研究所が取り組む「エコモチ」の活動を紹介したパネル・映像なども交流会を一層盛り上げていました。
[交流会出席者:157名]
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