世界で活躍する先輩たちから
   
ファッションデザイナー
永澤 陽一
1980年名古屋モード学園卒業後渡仏、TOKIO KUMAGAI ABC DESIGN PARIS に入社。11年を経て帰国後、1991年(株)TILを設立。翌年から「YOICHI NAGASAWA」コレクションを発表。1997年春夏よりパリコレクションに参加している。一方で、「無印良品」の衣料品ディレクターとして10年間監修を務め、現在は自身のブランド「NO CONCEPT BUT GOOD SENSE」に加え、「NEW BALANCE」、「Tabi」(エース(株))「SELF+SERVICE」と、2006年4月よりTOPVALU衣料品部門(イオン(株))のプロデュースを手掛ける。2007年5月には、自らプロデュースしたネオアート&クラフトのセレクトショップ「品(SHINA)」(タキヒヨー(株))が京都にオープン。また、2004年4月より着用されている東京地下鉄の制服をデザインする。2002年神戸ファッション美術館「永澤陽一展 EGO FUGAL」、1999年パリの「PANTALON - affaires de liberte 」、2004年パリ資生堂ギャラリー「HAIR TRANSFER」にて作品を発表している。1992年第10回毎日ファッション大賞新人賞受賞。2004年第22回毎日ファッション大賞受賞。
若きクリエーターたちへ

西洋の見よう見まねで始まった日本のファッションは、
いつのまにか成熟し、世界の中では独特なスタイルを確立しています。
そんなファッション業界で実績をあげていくためには、
専門の技術や知識に加え、世の中の動きを見る力が必要です。

基礎をしっかり学んだ上で、それぞれの個性を確立し、磨き、伸ばすこと。
そして何をやりたいのか、そのためには何が必要かを導きながら、
ひいては世の中の動向を見ながら、ファッションとビジネスを総合的に捉えられるような感覚を身に着けて欲しいと考えています。

パリでファッション・デザイナーとしてのキャリアをスタートさせて
20年余りがたった今、ファッションとビジネスを結びつけた教育の現場にも携わり、
私もそのような思いで学生一人一人と接しています。

そして最後に、クリエーターに最も必要なものは「折れない心」であることも忘れずに、
前進していって下さい。