ナゴヤファッションコンテスト受賞者から
   
第9回グランプリ受賞
深沢 昌格
1968年2月5日生まれ 山梨県出身。1989年バンタンデザイン研究所 企画デザイン研究科 卒業。(株)VIVID Studio-Vに入社 企画デザインと生産技術を学ぶ。1992年 退社 同年デザイン企画会社(株)Plealに入社しデザイナー業務につく。1994年に渡仏し多胡圭子とブランドTAGO をスタートさせパリでコレクション作りを始める。1995年からパリのセレクトショップ“ABSINTHE”にてコレクションを販売。1996年から年2回パリのサロンWORK SHOP にてコレクションを発表。1998年にパリ11区で会社TAGOを設立、また同年イタリア、フィレンツエのファクトリーブランドB.P.Studioとデザインコラボレーションをする。1999年3月の秋冬コレクションからパリコレクションに参加、その後もカフェ、フォトスタジオ、コンテンポラリーアートギャラリー等でショーやア-テイストとのコラボレーション展示会等を行う。2004年より質の高いデザインと物作りを目指し、日本での活動を選択し群馬県安中市にアトリエを構える。同年9月のroomsに初参加。 現在は、年2回代官山ヒルサイドウエストにて展示会にてコレクションを発表、プレス、バイヤーの方々に御覧頂いています
ナゴヤファッションコンテストグランプリ受賞の際のエピソードや 転機となった出来事について
1991年、グランプリを受賞した時は確か湾岸戦争中だったと思います。

その為、副賞のパリ往復チケットは“なし"ということに….
「自分の責任で行くのなら構わない」ということで、事務局にお願いして副賞の変わりに現金を頂いたのを覚えています。そして初めて海外に出ました。
モスクワ、ロンドンの空港では銃を構えた兵士達がうろうろしていて…なんだこれは?
聞いてないよ 知らないよ こんなの日本じゃあ… そんな頭だけinternationalを装った何にも関係のない日本人だったようです。

それからです、日本を他国を自己を具体的に色々な視点から意識するようになったのは…それは当然 生き方=デザインにも繋がっていったと思っています。

3年後、どうせ1年生きるならどこか別の国で、どうせ行くなら飛行機じゃなく…と思い立ち、中国鉄道、シベリア鉄道であちこち経由して先の旅行の時肌の合ったパリへ。 
活動を通じて結局10年生活しました。
粋な生き方/Art de Virvre ですね、10年で身にしみ込んだのは。

ブランドのコンセプト
ブランドコンセプト
La pensée doit remplir toute l'existence...

過去 - 未来 機械 − ハンド
保守的 - 前衛 芸術 - 職人
対極にありながら
常に欠かせない相互関係にあるもの
原因と結果に過程が見い出されるように
これら相対する物の中から私達が感じる粋なもの
それを形にしたいと考えています

イメージを掻き立てるもの
August Sander の写真に写し出された20世紀初めの雰囲気
1920年代…
私のコレクション作りの根底の部分を刺激する最もエネルギッシュな空気を感じる時
ドイツに興ったデザイン研究所BAUHAUSのエスプリに共鳴する