平成18年度イベントレポート


“emilieのお茶会”  春うらら…コラージュ布カードのワークショップ

 

まずは、emilieさんからコラージュ布カードの作り方の説明…
みんな時の経つのも忘れて製作に熱中!
ハートのコラージュ…完成です。
 桜の花も咲き初めて、今年はなんだかとっても思わせぶりにやってきた春。
 「うらうらと春めいた陽気に誘われて、何か始めてみませんか?」なんて、emilieさんからのお便りに誘われて、コラージュ布カードのワークショップに参加させてもらいました。
 会場は「出会いのある」カフェ…「Sora Café」…若宮大通から1本入っただけなのに、静かなたたずまいの裏通りに面した可愛らしいカフェ。一歩足を踏み入れると、なんだか友だちの家に遊びにきちゃったみたいなほっとできる空間が広がってて、2階の窓から見える緑の木々にやすらぎを感じます。
 今回の参加者は6名…はじめましてのごあいさつと今日のファッションポイントをひとことずつ…みなさんそれぞれに、ドレスコードの「桜色」を身につけて、和やかな雰囲気の中、いよいよワークショップの始まりです。ヨーロッパや日本のアンティーク布やボタン、リボンを使って、布にコラージュしながらカード作り…テーブルの上には、やさしい色使いの布たちやステキなレース、色とりどりの刺繍糸、そしてお裁縫道具が楽しげに並べられて…。emilieさんのお話を聞きながら、思い思いに布を切ったり、刺繍をしたり、時の経つのも忘れて作品づくりに夢中です。
 しばらくすると、おいしいケーキとお茶でちょっと休憩…「う〜ん、このあたりにもう少しレースをはってみようかな…?」「リボンもかわいいし、ボタンも楽しげ!!」…な〜んて構想はふくらむばかり。ちょっぴり不器用な私でも、春うららな気分に乗せられて、楽しく作品づくりに取り組むことができました。
 最後は、できあがった作品を手にみんなで記念写真。なんだか少女時代に戻ったみたいにうきうきしちゃって…春のやさしい日差しに頬を染めながら、ちょっぴり甘い夢の世界で作品づくり…。こんなにゆったりと心ゆたかに過ごす時間はとっても大切な宝物かも…emilieさん、ステキな春のひとときをありがとうございました。 ('07.3.29)

ブランド名:Mille-feuille(ミルフィユ)
クリエーター:emilie(エミリー)平野恵美子
homepage2.nifty.com./praline/

テレビ塔パークギャラリー  「ライフスマイル」で笑顔の春を…

 

ペーパークラフトのおうちの中にバースデーケーキ
レトロな雰囲気のワンピースたち
 今年の春はひと足も、ふた足も早くきちゃって、蝶々やアブたちも「啓蟄(けいちつ)」前から、忙しく飛び回ってるって感じ。でも、やっぱり春は春。長かった冬にお別れを告げて、ほんわか笑顔で迎えたい「春」ですね。
そこで、今回のパークギャラリー、テーマは「ライフスマイル」!
キャンディカラーに包まれて、可愛い小物たちから家具、さらにはユニークなご本まで…いつもの生活に少しだけ笑顔をプラスするものたちの特集です。
 春色カラーのギャラリー内に一歩足を踏み入れると、「えっ〜、これなに…??」「かわいい〜!」って思わず口走っちゃうモノがいっぱい。ちっちゃなバースディケーキがぜんまいでとっとこ走り出しちゃったり、ペーパークラフトの小さなおうちの中のピアノにハッピーバースディの楽譜がちょこんとのってたり…。手にとってみただけで、思わず笑顔がこぼれちゃいます。
 ファッション系にも新たなクリエーターさんが続々登場。ビンテージ生地でちょっとレトロなワンピースを作る「透明マニラ」さんを始め、クリエーターズマーケットやroomsで見つけた初お目見えの皆さん。まだまだこれから入荷の商品もあるとのことですから、とっても楽しみ。
 「ライフスマイル」は5月6日(日)まで開催中。ぜひぜひ、テレビ塔に春を見つけにおでかけください。 ('07.3.7)

店名:パークギャラリー
場所:名古屋市中区錦3-6-15先 名古屋テレビ塔4F
Tel:052-971-8555
営業時間:12:00〜20:00(月曜定休)
www.parkgallery.jp/

明美文化服装専門学校 修了作品コンテスト

 

学校長賞の西村さん
壇上に並ぶ各賞受賞の皆さん
 3月…やさしいピンクに染まった桃の節句、春を待ちわびて咲きそろう花々、そして旅立ちの季節…今回は、明美文化服装専門学校の修了作品コンテストにお邪魔しました。
 明美文化服装専門学校は昭和26年に創立されたファッションスペシャリスト養成の伝統校。すでに十数年前から4年コースのプロフェッショナルコースを新設、大学のデザイン学科との併習も進められ、ファッション系専門学校に常に新しい風を吹き込まれています。
 毎年この時期に開催される「修了作品コンテスト」は、学生の皆さんが各学科ごとにテーマを決めて作品を制作し、一年間の学習成果を発表する場となっていて、ナゴヤファッション協会からも審査員を派遣させていただいています。今年のコンテストは3月2日(金)午後2時半から、熱田区にある熱田文化小劇場で開催されました。

 午後2時、開場と同時に入場したホールの中は、すでにそれぞれの作品を身につけた学生さんたちの熱気でいっぱい。舞台の上では作品の写真撮りが進められていました。
 2時半になるといよいよコンテストの始まりです。審査員長を務められる瀧定名古屋株式会社の中塩さんを始めとした8人の審査員が舞台の上に上がると、会場内も緊張感に包まれます。最初は高等課程1年生の作品から…テーマは「パレット」、大きなパレットに絞り出された絵の具のように、ひとりひとりの思いを込めた初々しい作品が並びます。続く高等課程2年生は「Silhouette(シルエット)」をテーマに、タックやギャザーを駆使して今の自分を表現した作品、高等課程3年生の作品は「ゼウス」のテーマで人々に愛されたギリシャ神話の神々の世界を表現していきます。次々に審査員の前に立つ学生さんたち…審査員の真剣なまなざしが注がれます。
 続いては、専門課程の皆さんの作品。1年生は「テーラードカラー」をテーマに素材やディテールにこだわった個性あふれるスーツが次々に登場してきます。さらに留学生の皆さんの作品では伝統衣装をアレンジした手のこんだドレスも紹介されて、国際色豊かな舞台に思わず身を乗り出してしまいました。専門課程の2年生の皆さんのテーマは「シティウェア」、それぞれに自分らしい街着をデザイン…。ここまでくると、「う〜ん、どの作品も個性的で、しっかりとした技術に裏打ちされていて、審査も大変だろうな…」って思ってしまいました。

 さらに専門課程3年生、プロフェッショナルコース4年生の作品にはテーマとともにイメージマップも作られていて、審査員の前でひとりひとりがプレゼンテーションするという形で、かなり専門的。さすがにプロを目指す皆さんの作品は、見ごたえも充分でした。
 1時間半ほどの時間をかけて、全部で94点の作品が紹介され、この中から努力賞5点、各企業賞6点、学校長賞1点、そしてグランプリ1点が選ばれました。栄えあるグランプリに選ばれたのは専門課程3年生の山森さんの作品「火の鳥」…不滅の生命の力強さを表現した作品で、日本独特の色彩にこだわって着物地から作られたドレスです。
 最後に伊藤校長先生から「今日のコンテストに参加できたことを喜びましょう。そしてこの壇上に上がることができた人は、ほんの少しだけ「負けない」という気持ち、「夢をかなえよう」という気持ちが強かった人、それで少しだけみんなより努力した人だと思います。そのわずかな差がこうして喜びとなって返ってきたのです。」という言葉に胸を打たれました。「日常生活の中で、いつもファッションについて考えて、アンテナを何本も出していることが大切。ファッションは本当に楽しい仕事なんですから…」という校長先生の熱いエールに送られて、若い皆さんがこれからもファッションの世界で活躍されることを心から祈っています。 ('07.3.2)

学校名:学校法人 伊藤学園 明美文化服装専門学校
所在地:名古屋市熱田区金山一丁目11-8
TEL:052-682-4827
FAX:052-671-3865
www.akemibunka.com/

VOZ spring collection  Marie's cake

 

アトリエ麻瑛さんの入口
あわいピンクが可愛いワンピース
袖のふくらみと色の切り替えがポイントのスーツ
 あわ〜いピンクとさわやかなペパーミントグリーン…映画「マリー・アントワネット」を観たあと、ふと浮かんできた優しい色合い。映画の中で一番目をひかれたのは、なんといってもあのふわふわのケーキやマカロン。すっごく繊細で、すっごくおいしそうで、バニラの甘い香りが本当に漂ってきそうな、女の子にとってはまさに夢のようなお菓子たち…。
 ということで、今回のVOZ(ヴォズ)デザイナー野間さんのテーマは、このマリー・アントワネットのお菓子たち。
 会場のアトリエ麻瑛(まえい)さんは、いつもはプリザーブドフラワーの先生のアトリエなんですって。それで入口には春を運ぶお花がいっぱい。その奥に、いつもの野間さんの作品とは少し違ったイメージのお洋服が並びます。淡いピンクやグリーンを使って、ちょっぴりロマンチックで、少女チックなイメージ。
 「今回はマリー・アントワネットのケーキからイメージして作ったんで、今までの「黒」とは違って、やさしくて可愛い感じに仕上げてみました。」とのこと。ふくらんだ袖のジャケットや裾がバルーンになったワンピース…可愛らしくて、あれもこれも試着してみたくなっちゃいました。
 うかがった時には、ちっちゃなアトリエの中には、お客様もいらっしゃってて、超満員。それでも、コーヒーにクロワッサンまでいただいちゃって、ごちそうさまでした。
 野間さん、この次はどんなテーマに挑戦するのかな? とっても楽しみ…。みなさんも次の機会には是非、お出かけくださいね。 ('07.3.2)

ブランド名:VOZ(ヴォズ)
クリエーター:野間文圭実
Tel:052-804-9159
www.na.rim.or.jp/ ̄dorikam/

NFファッションフェスティバル2007

 

第1部の始まり…
コーディネート部門グランプリのchillout
コンテスト部門グランプリの梶原有加さんの作品
コレクション部門グランプリの富山真帆さんと作品
ドン小西賞のHa-mun
 春はファッションの季節…名古屋でも屈指のファッション系専門学校の一つ、名古屋ファッション専門学校のフェスティバルが開かれました。名古屋ファッション専門学校といえば、その前身は昭和20年創立のすみれ洋裁学院。ファッション系専門学校として既に半世紀以上の歴史を刻む伝統校です。
 毎年この時期に開催される「NFファッションフェスティバル」は、まさに学生の皆さんの一年間の学習成果発表の場。今年は2月16日(金)〜17日(土)の二日間にわたって、ナディアパーク・デザインセンタービル3階のデザインホールで開催されました。

 今回は2月16日午後7時開演の1回目のショーを見せていただきました。ショーの構成は第1部がテーマ「音服〜create〜」に沿ってブランド企画を行い、ヘアメイクも含めてトータルコーディネートされた作品を学生さんたちが自作自演で紹介するコーディネート部門。第2部が「whose style? 誰が作った 誰の作品?」をテーマにvolumeとfitという限定されたシルエットで自分らしさを表現したコンテスト部門。「i wear」をメインテーマにした第3部は自分の表現したいものをwearに落とし込む過程と結果を見せるコレクション部門。そしてショーの終了後にはドン小西賞を始めとした各賞の発表も行われるということで、ショー開始を待つ会場の期待感も満員のお客様とともに膨れ上がっていきました。

 舞台の上には6脚の椅子…さあ、いよいよ第1部の始まりです。6人のモデルさんと6人のヘアメイクの学生さんが舞台上でそれぞれのコーディネートに沿ったメイクとヘアを完成させます。そして…一転した舞台の上には、ブランド企画されたトータルコーディネート作品、6作品が次々と紹介されて…カラフルなスポーツウェア風、爽やかな草原のイメージ、夏の海辺へのうきうきしたお出かけ気分、モノトーンで決めた活動的な女性たち…音楽からイメージされた個性的なファッションがトータルコーディネートされて、軽快なテンポで提案されていきます。
続いては、「作り手の個性を想像してほしい…」という思いをこめたコンテスト部門の40作品の登場です。シルエットの美しさ、色使いの絶妙なバランス、刺繍やパッチワークなどのクラフトワークを駆使した作品…「あんな洋服着てみたいなぁ」って作品がいくつも登場してきて、思わず身を乗り出して見とれてしまいました。
 最後は3点の作品でそれぞれの世界観を表現したコレクション部門。9作品が紹介され、マスター科3年生の実力を思う存分見せてくれる、充実したショーが繰り広げられていきます。 全ての作品が紹介されて、めくるめくショーの余韻も覚めやらぬうちに、いよいよ各賞の発表です。部門ごとにグランプリ、奨励賞が発表され、受賞者が受賞作品をまとったモデルさんと共に舞台中央に上がると、会場からは暖かい拍手が送られます。思わず抱き合って泣き崩れる受賞者の皆さん…。本当におめでとうございます。

 そして最後に特別ゲストの小西良幸先生による「ドン小西賞」…選ばれたのはコーディネート部門の「Ha-mun」。「デザインの役割は一つのバランス。一枚の布からバランスを作り出して、着る者、見る者を心地良くさせることがデザインの一番の役割だと最近は思っています。」と総評の中でお話しくださった小西先生。「だから、今回は「心地良く」をポイントに選びました。」という「ドン小西賞」。受賞作品は、カントリーイメージの、優しくてどこか懐かしい雰囲気のコーディネート作品で、思わず納得。
 「3年間講師をやってきて、今年は本当に出来がよかった。」という小西先生の暖かいエールを受けて、このすばらしい成果を糧に、みなさん、ファッションの世界へ大きく羽ばたいていってくださいね。 ('07.2.16)

学校名:学校法人 中西学園 名古屋ファッション専門学校
所在地:名古屋市中区新栄一丁目9-6
TEL:052-241-7381
FAX:052-242-2746
www.nsc.ac.jp/

CFCファッションコンテスト2007「idéal…イディアル」

 

会場入口には各種コンテスト入賞作品の展示
個人作品グランプリの石川美佳さんの作品「家紋」
企画大賞のファッションビジネスコース2年の作品「ネオマーブリング」
最後は全員がランウェイに…
 知立市にある中部ファッション専門学校は昭和31年の創立。一昨年には創立50周年を迎えられたという伝統校です。毎年2月のこの時期には、学生の皆さんの応募作品によるファッションコンテストが開催され、若さあふれる新鮮なデザインや細やかなクラフトワークを駆使した作品を楽しませていただいています。
 今年の「CFCファッションコンテスト」は2月10日(土)、11日(日)の両日、ナディアパーク3階のデザインホールで開催されました。今回のコンセプトテーマは「idéal」…イディアル…「理想」、それ以上望むところの無い状態として人が心に描き求めるもの…。そこからイマジネーションを広げて、応募された作品は755点。ここから第一次審査を通過した40点の個人作品と企画作品13企画がこの日の最終審査会に臨みました。

 今回、見せていただいたいのは、公開審査会を兼ねた1stステージ。2月10日の夕方5時開演ということで、4時半頃にお邪魔しました。コンテストへの期待と熱気に包まれた会場はすでに超満員。開演5分前には、4人の審査員の先生方も席に着かれて、いよいよショーの始まりです。
 最初は、個人作品によるクリエーション部門。プロのモデルさんによる颯爽としたウォーキング。花火をイメージした斬新な着物から始まって、絞りや家紋、牡丹の花といった「和」のイメージを「洋」に落とし込んだ作品や繊細なクラフトワークによる作品、貝やみの虫、チョコレートなど思いもかけないものをテーマにした作品が次々と登場してきます。「わあ、こんなラインのドレス、着てみたいなぁ!」「お花や音符が飛びはねてて、楽しそう…。」「えっ〜、これってどういう作りになってるの?」…どの作品もデザインはもちろん、素材、パターン、縫製にもこだわりと意気込みが感じられて、優劣つけがたいって感じです。実はこのコンテスト、来場者が選ぶ「BEST of Audience賞」っていうのも設けられていて、どの作品を選ぼうかって、本当に迷ってしまいました。

  さて、第二部はリアルクローズ部門。クラスごとにコンセプトを考えて、5〜6点のデザインを1ブランドとして表現した企画作品の部門です。最初はリスやペンギン…可愛らしいものたちをデザインしたカラフルな着物です。続いて花魁の華やかさを表現した洋服やモノトーンで表現された動物たち、落ち着いた配色のチェックを重ね合わせた作品などなど、まるで万華鏡の世界に入り込んでしまったかのような色とりどりの作品が次々に登場してきます。中でも驚きはマーブリングされた模様が、立体スコープを通して見ると浮き上がって見えるというもの…思わぬ仕掛けに客席からも感嘆の声があがっていました。学生モデルの皆さんの表情も生き生きとして楽しげで、1時間ちょっとの時間が本当にあっという間に感じられました。拍手の中、ランウェイ上に登場した学生の皆さんからも「ひとつのことをやり遂げた」という満足感や自信が伝わってきました。

 idéal…自分の中での「理想」を服という媒体を通して表現することによって、自分なりの頂点を目指す…そんな学生さんたちの「服づくり」にかける情熱がストレートに伝わってくる舞台に、大きな感動をいただくことができました。ありがとうございました。 ('07.2.10)

学校名:学校法人 山本学園 中部ファッション専門学校
所在地:知立市池端一丁目13番地
TEL:0566-82-8010(代表)
FAX:0566-83-1181
www.cfc.ac.jp/chubu/

名古屋学芸大学 第2回卒業制作発表会 「NEXTENSION」

 

本格的なファッションショーの雰囲気
Extensionの最後はブライダル
Craft Workの紅型からイメージした作品
最後は全員がランウェイに…
 2002年4月にスタートした名古屋学芸大学メディア造形学部…今年で5年目を迎え、第1期生も実社会で活躍中! そんなメディア造形学部ファッション造形学科の4年生の皆さんによる卒業制作発表のファッションショーが開かれるとお聞きして、さっそくお邪魔してきました。
 会場はナディアパーク3階のデザインホール…ファッション協会もおなじみの会場。ところが、一歩足を踏み入れると…そこにはいつもとは全く違う世界が広がっていました。ホール中央のランウェイ、階段状になった客席、まさに本格的なファッションショーの雰囲気そのものです。

 今回のショーのテーマは「NEXTENSION〜より広く、より深く、次への飛躍のために〜」。サブテーマとして「Arts & Science」。アートとサイエンスを対立する概念としてではなく、むしろ融合すべき領域ととらえ、「見えないものを視覚化し言語化する」ためにアートとサイエンスが相互に補完しあう関係を築きあげていくことを目指して進められた研究は、昨年の4月から約9ヶ月かけたもの。そして、その研究の最終成果として創りあげられたのが今回の発表会というわけです。57名の学生さんによる65の作品がファッションショー形式で発表され、同時に22の研究成果がパネル展示されていました。
 ご案内いただいたフロントローに着席して、さあ、いよいよショーの始まりです。眩いばかりのライトに照らされ、最初のシーンはExtension。「関係性」「連続性」「継承」を2体の作品で表現したもの。カラーコーディネートで見せるもの、物語性をもったテーマで見せるもの、個性豊かな作品が次々に紹介され、シーンのラストはキルトの技法を使ったブライダル衣装…。

 続いてのシーンはCraft Work。草木染めや友禅、紅型、絞りなどのクラフトワークの研究成果を生かして、色鮮やかにさまざまな技法を生かした作品たち…。さらにConcept-workのシーンは、「創造の先にあるものを見つめ、問題提起していく」作品群。可愛らしいスカジャンファッションからモーターサイクルジャケットまで、それぞれの研究論文テーマを見ながら、「なるほど!このテーマがこう表現されるんだ。」とか「う〜ん!ここに目をつけたのはさすが…」なんて、楽しませてもらいました。
 4番目のシーンはEngineering。素材の特徴や人間工学的な構造を研究し、「かたち」を設計するというテーマで、テーラードジャケットの機能美の研究やシニア層に向けたスポーツウェアの研究…。そこから導き出されたものは…。さらに最後はHistoryのシーン。「歴史的な感性とデザインの関係性を探り、そこから新しい「かたち」を生み出していく」ということで、さまざまな民族の民族衣装をアレンジした作品やアールヌーボー調の作品、日本の文様を生かした作品などが次々に展開されました。

 いずれの作品も9ヶ月にわたる研究というバックボーンを持ったものばかりで、1体の作品だけでは表現しきれなかったものも内包しつつ、さまざまな問題を投げかけてくれました。
 最後は57名の学生さんたちがランウェイに勢ぞろいして、若きクリエーターたちの熱気に包まれた会場には、いつまでも激励の拍手が…。みなさん、4月からの新たな挑戦に向けて、がんばってくださいね。 ('07.1.27)

学校名:名古屋学芸大学 メディア造形学部 ファッション造形学科
所在地:日進市岩崎町竹ノ山57
TEL:0561-75-7111(代表)
FAX:0561-75-2922
www.nuas.ac.jp/

テレビ塔パークギャラリー 「Nippon? ニッポンで、あそぼう!」

 

組み紐をつかったアクセサリー
名刺入れや懐紙入れ、和とじ帖
お正月早々、「あけましておめでとうございます!!」の気分で、テレビ塔パークギャラリーを訪ねてみました。
新年のパークギャラリーは「ニッポン」!
といってもパークギャラリーの「ニッポン」は、もちろん一筋縄ではいきませんよ。
若いクリエーターさんたちの「なにかが、ニッポン」な作品に、「いったい、ニッポンって何なんだろう…?」って思わず考えさせられてしまいました。
ギャラリーの天井からは着物地で作られた金魚に蛙、鯰やてんとう虫まで…思わず、かわい〜い!! なんとこれポシェットやお財布になってるんですよ。
ちょっと大人なあなたには、古布で作られたブローチはいかがですか? コートの襟やお帽子に飾れば、ちょっと違ったニュアンスをかもし出してくれそう。「組み紐」なんてとっても「ニッポン」な素材もラリエットのパーツとして使われると、なんだか素敵なドレスに飾ってみたくなるでしょ。
このほかにも、椿の花をかたどったガラスのピアスや波やサクラをデザインしたシルバージュエリーなどなど…お洋服の中に「ニッポン」の香りを一滴…。一方、シルクのジャガード織りで作られた懐紙入れやアジアの布地で作られた小物入れなど、洋風な雰囲気を和の装いにきかせてみるのもまた一興。
こちらのちょっと小ぶりな漆塗りの器には、あったかなクリームシチュー盛り付けてみたら、とってもおいしそうだし、カエル柄の日本手ぬぐいはマフラー代わりになりそうかな…? あれや、これや、洋の中のニッポン、ニッポンの中の洋…自分の感性にあわせて、垣根を取り払ってみたら、とっても新しい自分だけの「ニッポン」が見えてきそうな、そんな気がしてきた新年のパークギャラリーでした。
ちなみにパークギャラリーの「Nippon? ニッポンで、遊ぼう!」は2月25日まで開催中。皆さんも「ニッポン探し」に是非お出かけください。 ('07.1.5)

店名:パークギャラリー
場所:名古屋市中区錦3-6-15先 名古屋テレビ塔4F
Tel&Fax:052-971-8555
営業時間:12:00〜20:00(月曜定休)
www.parkgallery.jp

PACE/h2y textile works  〜織る布・纏う(まとう)布展

 

花房さんと山田さんの作品
お薦めのシルクとウールの作品
手織り布がポンチョに…
「布」をテーマに、柔らかくて温かな肌触りの手織りの布、素材感の愉しさをいっぱいに詰め込んだ服…ここち良い布たちを、ここち良い雰囲気の中で、こころゆくまで味わってほしい。そんな思いを込めての展示会です。
会場となった「十二カ月」さんは、街中のくつろぎカフェ&ギャラリー。これからの季節、木枯らしに冷え切ってしまった心にも温かさがポッとしみてくるような…そんなやさしいお店です。
ギャラリーではお洋服の展示会は今回が初めてとのことですが、一歩足を踏み入れると、カフェのやわらかな香りの中で、手織り布の温かな彩りと肌触りがよりいっそう引き立てられて、とっても居心地のいい空間ができあがっていました。
そんな中に、手織りの山田さんとお洋服の花房さん、おふたりそれぞれの作品とともに、山田さんの手織り布を花房さんがお洋服につくり上げたというコラボ作品もあって、手織り布が素敵なドレスに変身…新しい世界が広がっていきます。
特に今回の花房さんの作品は、全て手染めでていねいに一品一品つくり上げられたものばかり。中でもシルクとウールの切りかえをきかせたセーターはイチオシのお薦め。手染め特有の微妙な色合い、体にそってゆったりと流れるドレープ…ああ、「布」っていいなぁって、つくづく実感させてくれる「花房ワールド」全開ですね。
ゆったり、まったりお話しながら、あれこれ手にとってその感触を確かめつつ…気がつけばもう秋の夕暮れ。生活の中での布との関わり…じっくりと考えさせてくれた「織る布・纏う布」展でした。 ('06.11.21)

ブランド名:h2y(エイチツウワイ)/PACE
クリエーター:花房由美子/山田弘美
Tel:052-783-1189(花房)

「machu picchu」個展&オーダー会  コドモノエホン、オトナノオモチャ

 

中澤さんと靴たち
これが人気No.1イチゴの靴
楽譜の靴はちょっぴり古びた感じが魅力
「靴、それは今、君が一番利用している乗り物 僕はただその靴を作って 君を運びたい 君の知らない人生へ」(mashu picchu 中澤)
machu picchu(マチュピチュ)のさくらアパートメントでの最後の個展…。さくらアパートメントというステージで、たくさんの出会いがあり、たくさんの学びがありました。そして、そこで育てられた若者たちも、今、巣立っていこうとしています。あ・り・が・と・う!!  感謝の気持ちをこめての集大成の個展です。
昨日からの雨は降り止んだものの、月曜日はちょっぴり曇り空のどんよりした一日。でもさくらアパートメントの裏庭には、目にも鮮やかな靴のお花が咲き誇っていました。machu picchuの靴って、いつも見るだけで楽しくなっちゃって、「あっ!イチゴかわいい〜!!」「こんなとこに猫がいる〜!!」「わぁ〜これって蜘蛛なんだぁ!!」って、ついつい盛り上がっちゃうんですよね。
中でも今回の人気No.1は、イチゴの靴。とっても可愛くって、冬を通り越して一気に春の気分! こんな靴はいたら、不思議の国のアリスになれちゃうかも…夢見る少女に贈る靴。そして、もうひとつは、中澤さんイチオシの音符の靴…。こちらは一転してシックなイメージで、男性にもかっこよくはいてもらえそう。音符模様の革は、バックスキンにシルクスクリーンでプリントして加工したものなんですって。もちろん全て、中澤さんの手作り、オリジナル。ちょっとヨーロッパの街の香りがただよってきそうな靴です。
「てきとうじゃん…」なんて言いながらも、結構緻密に計算された色使いやデザインがあって、見ていて飽きないmachu picchuの靴たち…。中澤さんは、今後はクリエーション活動とともに靴教室も開いていく予定なんですって。「なんでも見切り発車的なんだけど…それで、ここまで来ることができたってのも事実…。結局、いろんな人に支えられて、本当にいろんな人のおかげで、ここまで来れたんだよね。」としみじみと語ってくれた中澤さん。これからも、ますますの活躍を!! 応援してま〜す。 ('06.11.20)

machu picchu(中澤さん)の靴・小物についてのお問合せは…
E-mail:machu.kutu@nifty.com


文化の散歩道 Dolce(ドルチェ)荻野智美さんのファンタジックワールドへ

 

撞木館2階の会場で荻野さんと作品たち
願いがかなう? 魔法の靴
絞り布の微妙な表情がステキ
先日、矢場公演で開催されたライブマーケット'06にも出展されていた荻野さんから“文化の道”秋のイベントに参加しますというお誘いをいただきました。“文化の道”というのは東区主税町一帯を中心に名古屋城から徳川園に続く道のことで、その昔、名古屋城下の武家屋敷町だったところ。明治から昭和の始めごろには、近代産業の担い手となった人々が住まい、交流の輪を広げていった場所でもあるんですね。
さて、その文化の道の中ほどにある“撞木館”は井元為三郎氏によって大正末年から昭和初年にかけて建てられたという歴史的建造物。広大な敷地に和洋折衷の2階建て邸宅、広〜いお庭にはお茶室も建てられていて、まるで大正時代にタイムスリップしたかのような雰囲気。ここで、今回は荻野さんのオブジェを始め、アレンジメントフラワー、お洋服、書道それぞれの作家さんが集っての合同展示会が開催されました。
まるでお友達のお宅を訪問したかのような雰囲気で、玄関で「こんにちは」とご挨拶して2階に上がらせていただくと、ステンドグラスのある洋風の空間に荻野さんのファンタジーなオブジェの世界が広がっていました。
これまでもランの館などで合同展を開かれた経験はあるそうですが、今回はかなり広い空間を一人でアレンジしなくてはならなくて、ちょっと苦労したとのこと。お部屋の真ん中で存在感を発揮しているのが、今回のおすすめ作品…キラキラと光り輝いて、女の子の夢を何でもかなえてくれそうな、大きな大きな「魔法の靴」。
さらに目を惹くのが絞りの布を使って作られた行燈…鳴海宿場祭りの時に「鳴海絞りを使って行燈を作る」をテーマにさまざまな分野のクリエーターさんが行燈作りに挑戦。そのときの作品なのだそうですが、絞りの布には伸び縮みによって表情があって、あかりを灯すとまた違った表情を見せてくれるところに感動。荻野さんも「これまでは色で遊んできたけど、これを機会に和のテイストを取り込んで作っていこうかと考えてるんです。」とのこと。まだまだ広がる荻野さんのファンタジーワールド…これからもステキな作品見せてくださいね。('06.10.25)

ブランド名:Dolce(ドルチェ)
クリエーター:荻野智美
連絡先:tp-stm@fb3.so-net.ne.jp

ATSUMARI (アツマリ) '07 S/S 展示・受注会 情報発信型カフェ「MODEE」にて…

 

コサージュなどの小物たちも充実
このタペストリーも絞りの作品
9月にオープンしたばかりのナディアパークB1Fのカフェ「MODEE(モデー)」で有松の絞りブランド「ATSUMARI(アツマリ)」の'07S/S展示・受注会が開かれているというので、ちょっとのぞかせていただきました。
正面の一面ガラスの前にやさしいイメージのお洋服たちがふんわりとかけられて、窓のむこうの緑とのコントラストがとってもいい感じ…。
ATSUMARIの'07S/S商品は、これまでのデニムカジュアルとは一味違ったガーリッシュスタイル。女の子チックな商品がいっぱいです。特にシルク楊柳に鹿の子絞りをほどこしたシリーズは一番人気。ふわふわブラウスを始めとしたトップス、スカート、そしてストール…どれも女の子の夢のようにやわらかで、手触りもそよ風のようにやさしくって、思わずはおってみたくなっちゃいます。絞りって、こんなふうにお洋服に新しい表情を添えてくれるものなんだなって、改めて感心しちゃいました。
そうそう、今回はストールだけじゃなくて、コサージュなどの小物たちもとっても充実しているんですよ。
カフェでお茶をいただきながら、絞りのお洋服を手にとっての商談会なんて、ちょっとオシャレな雰囲気でしょ? 街の中の小さなファッションスポット…これからも目が離せない予感がしますね。('06.10.23)

【お問合せ先】
有限会社 絞染色 久野染工場
Tel: 052-621-1041
Fax:052-621-1086
担当:久野剛資・大須賀奈緒

Trick or Treat !! ハロウィン色のFuligoへようこそ!

 

店内はハロウィン色
momocaさんとハロウィンお化けちゃん
猫のマフラー、似合うでしょ? Fuligoの西川さん
今回のFuligo(フーリゴ)さんは、TORQUATA(トルクアータ)の新作受注会。それと同時に開催されていたのが、10月のハロウィンにあわせたイベント…ということで、期待に胸おどらせてさっそく出かけていきました。
店内に一歩足を踏み入れると、そこはもうおもしろ恐ろしいハロウィンの世界…。黒猫、かぼちゃに、真っ白お化けたち…。普段のFuligoさんとはちょっと変わった、可愛らしい空間の中で、アクセサリーたちもいつもとはちょっと違う顔を見せてくれてる感じ。
このハロウィンお化けたちを創りあげたのは、現役高校生のmomocaさん。以前にFuligoさんで作品展を開いてたフクムラユキさんの後輩にあたるんですって。油絵とかを学ぶ傍ら、学校祭でファッションショーを企画したり、絵本を作ったり、クリエーターズマーケットに出展したりと、大活躍。昨年のクリエーターズマーケットでは、ハイヒールを履いた足のマフラーや細やかな指先まで作られた腕の形のマフラーを出品して、とっても好評だったとか。今回、Fuligoさんにはハロウィンにちなんで猫たちのマフラーが…カ・ワ・イ・イ!!でしょ?
Fuligoの西川さんにお聞きしたところ、この猫たち、momocaさんのデザインをお母さんが製作、家族みんなでmomocaさんの活動を応援していらっしゃるんですって。なんだか、そんなあったかさも伝わってくる、momocaさんのハロウィンワールド…本当に楽しませてもらいました。
いつも、斬新な企画で楽しませてくれるFuligoさんの次のびっくり企画に期待して、みなさんも一度、足を運んでみてくださいね。('06.10.18)

店名:Fuligo(フーリゴ)
場所:名古屋市中区栄5-3-6 エルマノス栄中駒ビル2C
Tel:052-241-7227
http://fuligo.com/

OSAKA FASHION FESTIVAL 2006 <OFF2006>

 

会場で出会ったデザイナーの野間さんと花房さん
OFF2006ニューカマーコレクションin OSAKA 野間さんの作品
10月13日(金)、とってもいいお天気の大阪。
「情熱の街OSAKAを、ファッションとアートでもっともっと盛り上げよう!」というコンセプトのもと大阪市内で開催された民間発信イベント、「OSAKA FASHION FESTIVAL 2006 <OFF2006>」に行ってきました。
この「OFF2006」は大阪発のファッションイベントとして、今回初の試み。10月8日〜14日までの1週間、大阪の町のあちこちで「大人のラグジュアリー&スタイリッシュ」をテーマに、ファッションショーや華やかなパーティ、アート展などが開催され、新しい形のファッションイベントとして注目を集めています。
13日の舞台は、今話題の「堂島ホテル」…大阪屈指のビジネス街にあって、その重厚感あふれる佇まいはまさに大人の空間…この中で「NEW LUXURY PARTY in OSAKA」と題して、華やかなファッションショーとパーティの夕べが繰り広げられました。午後6時30分の開場前には、もうたくさんの人がロビーにつめかけ、期待感が高まります。
会場は600名規模の広〜い空間。高い天井からは豪華なシャンデリア、ワイングラスもキラキラと輝いて、パーティ気分も盛り上がって始まった「OFF2006ニューカマーコレクションin OSAKA」は、若手クリエーターの感性あふれる作品を紹介するインキュベートコレクション。全国から集った9人のクリエーターの手による12点の作品が次々とランウェイ上に登場します。実はこの9人のクリエーターの中に、名古屋からVOZの野間文圭実さんとh2yの花房由美子さんも参加。1人1点〜2点のみの出展のため、ちょっと物足りなさは残ったけど…わざわざ大阪まで駆けつけて、リハーサルにも立ち会ったお二人は、「一つの機会として、いろいろ勉強にもなりました」とのこと。本当にご苦労様でした。
続いて「OFF2006ニューラグジュアリーコレクションin OSAKA」は、TSUGUMI WATARIを始めとした人気スタイリストとMERCURYDUOなどのラグジュアリーブランドとのコラボレーションによるコレクションの発表です。スタイリストの手によるコレクションというテーマはとてもおもしろくて、新しい視点を提供してくれているような気がしました。
今回の「OFF2006」を参考に、名古屋でも地元のクリエーターの皆さんと一緒に、新しいファッション提案やビジネスチャンスを創り出していくことができたら…。そんな思いを抱いて、名古屋に帰ってきた私たちです。('06.10.13)

テレビ塔パークギャラリー「プレゼンテーション・ウィーク」にて…

 

SPANDRELの可愛らしいがま口ポーチ
HUTOSHI TANAKAの装苑賞受賞作品を商品化した洋服
1ヶ月ぶりにテレビ塔パークギャラリーにお邪魔しました。
今回は「プレゼンテーション・ウィーク」!
30組近い若手クリエーターさんたちの作品が、ショーウィンドの並木道のあちこちに飾られて、秋の街を散策する気分…
ポップな布地で作られた動く座布団たち。東京コレクションにも参加したSHIDA TATSUYAのユニークなフォルムのジャケットやストール。個性的なテキスタイルが魅力的なrapu caluson。おなじみのh2yやVOZの秋冬ファッション。優しいレース使いのKotoの小物たち。SPANDRELの可愛らしいがま口ポーチ…。シルバーアクセサリーもいっぱいで、あれもこれも欲しくなっちゃう!! そうそう、忘れちゃいけない!今回はHUTOSHI TANAKAの装苑賞受賞作品を商品化したお洋服も出展されてるんですよ。これは一見の価値ありですね。
ちなみにパークギャラリーでは、10月の「プレゼンテーション・ウィーク」のあとは、11月1日〜12月31日まで「OH! Chandelier!(オー!シャンデリア!)」。シャンデリアをテーマにアクセサリー作品やインテリア雑貨などをコレクション。クリスマスの季節にキラキラと輝くシャンデリアをイメージしての企画…こちらも楽しみです。
みなさんも人恋しいこの季節、私だけの宝物探しにお出かけになってみませんか? ('06.10.12)

店名:パークギャラリー
場所:名古屋市中区錦3-6-15先 名古屋テレビ塔4F
Tel:052-971-8546(代表)
www.parkgallery.jp/

オリジナルデザインシューズ  「Fossetta Barba」展示会報告

 

秋色のシンプルな靴
少し高くなった空に一面に浮かぶうろこ雲。そろそろ街の木々も色づき始める頃…
Fossetta Barba(フォセッタ バルバ)の展示会はもうすっかり秋の気配でした。
今年の春、長者町のゑびすビルPart3の2Fに、クリエーターの発信基地として新たにオープンしたSerendipity(セレンディピティ)を会場に開催された今回の展示会「Storyteller」…シンプルで落ち着いたたたずまいの靴たちが、静かに語りかける「Fossetta Barba(えくぼとあごひげ)」の物語…。
クリエーターの岡野さんは、靴づくりを学んでFossetta Barbaをたちあげる前は、グラフィックデザインも手がけていただけあって、展示会の空間全体がコンセプトをもって創りあげられていて、一歩足を踏み入れるとその世界観にぐぐっと引き込まれてしまうような不思議な魅力を持っています。
岡野さんの作る靴たちも、ひとつひとつが派手ではないけれども、しっかりとした個性をもっていて、手染めされた革の微妙な色合いもまた格別…しかも、すっぽりと足に馴染んでとってもはきやすくて、作り手の靴への思いがダイレクトに伝わってきます。
展示会は「物語をつづっていくという感じで、毎回考えてるんです。今回もその物語の1ページって感じで創りあげました。」と静かに語ってくれた岡野さん…「ちょっと不恰好な靴。けど、わたしにはそれがよく似合う…」そんなFossetta Barbaの靴たちを、みなさんも一度、手にとって…いいえ、足にあわせて、岡野さんの靴作りへの思いを実際に感じてみてください。('06.09.29)

Fossetta Barba(岡野さん)の靴・小物についてのお問合せは…
E-mail:ka2104@lilac.ocn.ne.jpへ

テレビ塔パークギャラリー 「スーベニール」展にお邪魔しました!!

 

「はじまりの白」から今回は「旅・オミヤゲ・記憶…」の世界へ。
テレビ塔4Fのパークギャラリーが新しい企画に衣替え…というのでさっそくお邪魔してみました。
まず目を惹かれたのが、テレビ塔を中心にした街を白地図にしたコースター。この上に白いコーヒーカップをポンと置いて、ちょっと小粋にコーヒーブレイク!!
テレビ塔の写真を使ったしおりやノートも、いつも見慣れたテレビ塔とはちょっと違って、ノスタルジックでいてモダーンな感じ…。絵葉書もこんな感じでお部屋に飾ったら、アートな雰囲気いっぱいのステキな空間を演出してくれそう…
なんだか、ここにいると、あれも欲しいこれも欲しいって際限なくなってしまいそうですね。
リニューアルしたテレビ塔のあたらしいオリジナルグッズとして「脱オミヤゲ」を目指したこの企画。8月15日から10月1日まで展開中ですので、まだまだ間に合いますよ。
また、この期間中に限らず、これからも若手デザイナー作家の新鮮な感覚をオリジナルグッズに採用していく予定とのこと。みなさんも「スーベニール」創りに挑戦してみませんか?('06.09.01)

店名:パークギャラリー
場所:名古屋市中区錦3-6-15先.名古屋テレビ塔4F
Tel:052-971-8546(代)
www.parkgallery.jp

フクムラユキ作品展「さびた鳥の夢」のご報告

 

作品をモチーフにしたコサージュたち
作品の前に立つフクムラユキさん
9月1日の昼下がり、アクセサリーショップ「Fuligo(中区栄5丁目)」さんにお邪魔しました。
店内では、8月の21日から9月20日までの期間、新進クリエーター「フクムラユキ」さんの作品展が開かれていました。
5月にFuligoさんの1周年記念レセプションパーティの席で、蝶々のフェイスペインティングに腕をふるっていたフクムラさんに紹介していただき、その繊細な筆遣いに息をのんで見守っていたのが最初の出会い…。
今回の作品展は異素材を組み合わせたコラージュ作品。さらに自らの作品をモチーフにしたコサージュやブックカバーなどの小物も一緒に展示されていました。作品には、実際に「焦げ」を使ったり、塗料で「錆び」を表現することによって、Fuligoのショップコンセプト「古びた…」の世界観が創りあげられています。
「女の自分にしか書けない絵を描きたいとずっと想い続けています。」とフクムラさん。一点一点の作品にはそんなフクムラさんの想いがこめられて、何かをそっと語りかけ不思議の世界に誘ってくれるような…そんな感じがしました。('06.09.01)

ペネロープ・パリ・ペティヨン 7周年パーティ

 

7月7日金曜日。七夕の夜。
少しばかり着飾って、リニューアルオープン後の大人の雰囲気漂う名古屋TV塔へ。
午後8時を少し回った時刻…TV塔4Fのラウンジは既にちょっと小粋な浴衣やステキなドレスに身を包んだゲストでいっぱい…ペネロープ・パリ・ペティヨンさんの7周年パーティがいよいよ始まります。
ペネロープ・パリ・ペティヨンは、原田さとみさんと妹さんの長尾紀美子さんのお二人が、生き生きと個性的に生きる女性のために創りあげるパリの香りいっぱいのセレクトショップ。パリで直接買い付けられたヨーロッパの若手デザイナーの服やくつ、バッグ、アクセサリー小物を扱うとともに、名古屋出身のデザイナー/イラストレーターのゴトウヒロシさん、名古屋在住のスタイリスト永井千里さん、同じく名古屋在住の服飾デザイナー渡部レイコさん3人の手による「ペネロープ・プリュス」というオリジナル・ブランドを育てているこだわりのお店です。
そんなペネロープさんの7周年パーティは、TV塔からのステキな名古屋の夜景を背景に望月雄史さんのギター演奏で最高潮に…「ペネロープ・プリュス」の秋冬新作collectionのファッションショーも繰り広げられて、「わぁ、かわいい!」「あんな雰囲気で着こなしたいね」とオシャレな女性たちの熱い視線が注がれます。
笹の葉にゆれる短冊に込められた願い事とともに、少し大人な雰囲気の七夕パーティのステキな夜が更けていきました。('06.07.07)

店名:penelope・paris・petillante(ペネロープ・パリ・ペティヨン)
場所:名古屋市中区栄3-28-117
Tel:052-238-5502
www.penelopepp.com


TORQUATA×Fuligo EXHIBITION PARTY

 

蝶々のフェイスペインティングに腕をふるうのは福村友希さん…
5月27日土曜日の夕刻。さくらアパートメント…
階段、廊下を舞い飛ぶ蝶々に導かれるようにして新館2階202号室へ。
TORQUATA×Fuligo EXHIBITION PARTYの会場は、不思議で美しいFuligoテイストの空間に大変身していました。古びたもの、奇妙なもの、それでいて美しいものをコンセプトにしたアクセサリーのセレクトショップ Fuligo(中区栄5丁目)さんの1周年記念レセプションパーティにお招きいただきました。
パーティには世界一神秘的で美しい甲虫TORQUATA HANAMUGURIの名を冠したアクセサリーブランド「TORQUATA」デザイナーの谷さん、フランスの女流写真家サラ・ムーンにインスパイアされアクリル素材にアンティーク加工したメタルパーツを組み合わせた作品を作り出す「jouer avec moa?」の門間さんと与那嶺さんも東京から駆けつけて…。地元からもレースや麻などのナチュラル素材をベースにしたフェミニンなクリエーションの「armarium」の神田さんやスタイリストの山本さん、CD制作の高田さんといったクリエーターの皆さんもたくさん参加して、クリエイティブな雰囲気がいっぱい。
TORQATAの新作レザーの蝶シリーズをテーマに、会場の壁にも参加者の胸元にも、ちょっと不思議な蝶々たちが舞い散り、テーブルの上のパンたちも蝶々… 部屋の片隅では蝶々のフェイスペインティングも始まって…… ふけゆく夜とともに静かに盛り上がっていったパーティでした。('06.05.27)

店名:Fuligo(フーリゴ)
場所:名古屋市中区栄5-3-6 エルマノス栄中駒ビル2C
Tel:052-241-7227
http://fuligo.com/


“プラリネ”旅立ちのお茶会

 

5月24日の水曜日、久しぶりの晴天。吹上交差点…屋上ガーデンカフェLe Jardinで 開かれたお茶会に行ってきました。
さくらアパートメントで5年前の5月24日にオープンしたプラリネさんのバースディと旅立ちを兼ねたお茶会へのお招きに、ファッション協会からも柳、脇本の二人で参加させていただきました。
屋上の緑を吹きわたる風の中、「幸せの鳥を探して…」ちっちゃな絵本のお話にそって、音楽劇が進んでいきます。ウッドベースとギター、ピアノに木琴の優しい調べにのせた女性二人のふんわりとした歌声が、初夏の昼下がりにちょっぴりゆるくて不思議なひとときを創りだしていきます。
とってもおいしいミルフィーユプラリネと紅茶、幸せの鳥はこの甘いお菓子の中に潜んでいるのかも…
最後にEmilieさんからのごあいさつ。「私は甘いものが大好きで、だから、ブランド名もミルフィーユ、ショップ名もプラリネ。好きなものを食べているとみんな幸せになる…そんな感じでものづくりができたらと思ってやってきました。プラリネを始めて本当にいろいろな人と出会うことができました。今日のお茶会を創りあげてくれたスタッフ、そしてお客様…プラリネはショップとしての機能を今日でおしまいにしますが、皆さんとはまた何らかの形で再会したいと思っています。」
さくらアパートメントでのプラリネさんとはお別れですが、Emilieさん、これからも頑張っていろいろステキなこと発信しつづけてくださいね。('06.05.24)

名称:Mile-feuill(ミルフィユ)
homepage2.nifty.com/praline

名古屋出身の若手クリエーター田中太さんが第80回装苑賞を受賞!!

 

<写真提供:装苑編集部>
4月25日(火)午後1:30から、東京の文化学園遠藤記念館大ホールで開催された「第80回装苑賞公開審査会」で18名の候補者の中から、みごとに田中太さんが装苑賞を受賞されました。
田中さんは、昨年の「ナゴヤファッションコンテスト2005」でもゴールド賞を受賞、地元名古屋でフリーのクリエーター活動を続けてきた方で、協会の事務局にもたまに顔を出してくれたり、クリエーターの皆さんの交流会等にも参加してくれていたので、ご存知の方も多いと思います。
公開審査会では18名の候補者による各3体のコレクションショーが行われ、コシノ・ジュンコさんを始めとした8名の審査員によって装苑賞が選ばれたのですが、田中さんの作品は最後の18番目に登場。「カクレロ」というタイトルで、カバンの中にすっぽりと隠れてしまう作品はユーモア感もあって、好印象でした。
副賞としてパリ留学やroomsへの出展資格なども手にした田中さん。今回の受賞は、今後の大きな飛躍への絶好の機会となることと思います。田中さん、これからの活躍を大いに期待しています。('06.04.25)
コンテストの作品としては、迫力にかけていると思ったが、自分の作品に対する考えをできるだけ率直に伝えたかったので、小細工をせずに作りました。解る人には解ったと思います。結果的に受賞することができ、ラッキーだったと思います。たかが賞、されども賞ですね。自信がでてきました。失敗を恐れずに、服を作っていきたいです。(田中談 )

 


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