ファッショントレンド'05.11
 
  ファッション・ジャーナリスト
大塚陽子

 
 
<2006 S/S 東京コレクション−ドレスキャップより>

ジャパンファッションウィークの一環として行われた東京コレクションは、青山の絵画館前に二つのテントを設置し、いつもより期間を短縮して開催されました。
テントTOKIWAでは、11月1日19時より第一の人気を誇るドレスキャップ(岩谷俊和)による2006春夏コレクションが行われましたが、チケットを持った人ですら会場に入る事ができないという大騒ぎとなりました。
ショーの方は“マタハリが持っていたであろう人間的魅力に想いを巡らせて”というテーマのもと、メンズ、レディス共フリンジを多用するなど、華やかなウエアがステージを彩りました。
 
 
 
 
<2006 S/S 東京コレクション−タイシ・ノブクニより>

同じく、テントTOKIWAにて11月9日12時よりタイシ・ノブクニ(信國太志)によるショーが開催されました。
テーマは“ザ・ヴィレッジ”ニックナイト・シャラマン監督による映画に触発されて、古き良きアメリカ、あるいは彼の想像上のアメリカのシェーカー教徒の日常着からインスパイアされたと言う作品が並びました。
観客席の片方に長いテーブルが設えられ、25人のモデル達が次々と腰掛けて生き、その前ではノブクニのウエアに身を包んだ3人のミュージシャンが生演奏すると言う凝った演出で、今シーズンもっとも感激したコレクションでもありました。
 
 

 
  ファッション・ジャーナリスト 大塚陽子

1947年9月9日 茨城県生まれ
福島県立磐城女子高等学校卒業後、国学院大学文学部史学科入学 '70年同大学卒業
1971年婦人生活社服装編集部入社
1974年モード・エ・モード社入社、'84年退社 最終職「モード・エ・モード」誌編集長
現在、東京ファッションデザイナー協議会(CFD)・顧問
エール・フランス国際コンテスト、青森・ファッション甲子園、福井ファッションコンペなど各審査員をつとめる。