ショップ紹介No.28

キャビネット・アトリエ 〜 “ラシック"でクリエーター手づくり作品を展開〜

 

 いま名古屋でいちばんホットな流行発信拠点のひとつ、栄・三越ラシック。その5階フロアの一角に、11月25日、全国各地のクリエーターの作品を委託販売するユニークなショップがオープンしました。
 企画イベントへの出展が縁となり、「バタバタッと出店が決まって大慌て」だったとのこと。「それなら季節柄、ギフトをテーマにした作品を」とクリエーターに声をかけ、集まった個性豊かな作品たちが、ラシックを訪れるお客様の足を止めさせます。

 一度に店内で紹介しているクリエーターは30名程度。その中には1ヶ月のサイクルで、企画に合わせ全国各地のさまざまなクリエーターの作品もあります。伝統工芸の有松絞りをとりいれたモダンなファッション、新感覚の美濃和紙作品ほか、オリジナルの1点ものも多いという作品はどれも、手にとってみるとホッとするやさしさと存在感を伝えてくるから不思議です。

 このお店を立ちあげたディレクターの稲垣正一さんとコーディネーターの杉山麻美さんは、自らもそれぞれ建築と空間デザインを学び、アパレルで働いた経験から、企画・制作・運営管理と何でもこなすクリエーター。互いの感性とネットワークを生かし、少しずつ異なった視点からキャビネット・アトリエを運営しています。
 「企画から図面引き、制作・デザインと何でもやりますよ。企業とのコラボレーションや、この場所ならではの特徴を生かしたマネジメントも心がけていきたい」という稲垣さん。「アパレルで働いていた経験が商品管理や店舗事務に役立ってます。自分が好きな作品をセレクトして、営業・企画、作家さんの管理など自由にやってます」という杉山さんとのコラボレーションも上々です。
 マテリアルコーナーでは、ほっておけば産業廃棄物になってしまうものやビンテージのものなど珍しい素材はクリエーターのココロをかき立てます。パーツなどのメーカーからは「新しい用途を開発するきっかけになる」と注目されています。

 今後は「作家さんの制作意欲の糧になるようなテーマ展を開きたい」「地元の伝統工芸と作家をつなげたオリジナル作品にもチャレンジしたい」「名古屋発信−ここからつながりはじめる何かを創りたい」と、新しいアイデアもいっぱい。
 クリエーターとお客様というつながりだけではなく、社会や企業まで巻きこんだ構築的なクリエイティブ拠点に育っていきそうな、これからが楽しみなショップです。

 プレゼントに最適な、あなただけの一点モノを探しに、ぜひ立ち寄ってみてください。('07.12.17)

店名:キャビネット・アトリエ
営業時間: 11:00〜21:00
場所:名古屋市中区栄3-6-1 ラシック5F
TEL:052-259-6526