ショップ紹介No.30

n.r.e.-plan 〜レトロな空間にポッと咲く、ハンドメイド雑貨のアトリエ〜

 

 
 若者からおじいちゃん・おばあちゃん、外国人と多種多様な人々が集まる大須の街に、新年早々の1月5日、ニュー・ショップがオープンしました。場所は東仁王門通りの路地をヒョイと入った小さなスペース。昭和30年代から20年近く男性諸氏の憩いの場として愛されてきた「サラリーマンバーともしび」の店舗兼住居をリノベーションした趣あふれる建物の2階です。
 「ともしびアパート」と書かれた郷愁を誘う赤いネオンに誘われて小さなドアを開けると、すぐに狭い木造りの階段が。トントンと上がっていくと使い込まれた木の感触と美しいモザイクタイルがどこか懐かしい2階スペースがあります。その先の一段上がったところで、小さな宝石箱のように可愛い雑貨がひしめくプチ空間−。隠れ家のようなこの場所が、今回ご紹介したい「n.r.e.-plan」です。

 当時の照明やドアノブ・ガラス窓など昭和のモダニズムが色濃く残る空間に所狭しと並んだハンドメイド雑貨たちは、まるで昔からそこが居場所だったかのようにちょこんと納まっています。マッチ箱を使ったアート作品やアクセサリー、オーナーのイワタノリエさんの作品である粘土人形など、狭い空間ながら作品のジャンルや世界は広く奥深くて、見つめていると引き込まれそう・・・。天井いっぱいに切り取られた四角くて大きな天窓からは、明るい光がさんさんと降り注いでいます。

 「小さい頃から小物を集めたり、絵を描いたり、モノをつくるのが好きだった」というイワタさん自身も、粘土人形の制作やデザイン全般を楽しむクリエーター。5年前に覚王山で初めてショップを開いてから、3回目となるお引越しでここ大須の地にめぐり合ったというわけです。「制作に専念したくてショップを止めようとも思っていた」という彼女の気持ちを動かしたのは、「建物が素敵だったから」。現在は自分の作品をはじめ、全国から40名ほどのクリエーター作品を委託販売しています。
 学生時代はデザイン全般を勉強していましたが、あるとき立体のイラストレーションに出会い、粘土の面白さに目覚めたというイワタさん。カフェや雑貨屋さん、名刺屋さん、DTPなど、デザインに関連するバイトをいろいろ経験し、「接客やマネージメントなど学ぶことが多い」とか。ほんわかとした雰囲気の中にしっかりした芯をもつ頑張り屋さんです。

 ウェディングのウェルカム・ボードやギフト、粘土のお人形など、「こんなの欲しいな」というものはオーダーメイドで制作もしています。「まだまだこれからですが、いろんな人に作品を見て欲しい」と、ネットショップの立ち上げも計画中。なんでも相談してみてください。
時間や空間を超えて作品を世に送り出していきたいという彼女のハートは、昭和の時代から時を超えて生まれ変わったこの建物そのものにも似ているような気がします。

 キラキラした小さな雑貨や微笑ましくてあたたかい粘土人形は、オンナのコだけじゃなく幅広い人の心にほっとしたやすらぎを与えてくれそう。
ぜひ一度、「ともしびアパート」とそこで小さな産声をあげた「n.r.e.-plan」を“体感"しに来てください。('08.2.14)

店名:n.r.e.-plan
場所:名古屋市中区大須3-42-6 文殊通り内 ともしびアパート202号
Tel:090-7047-7740
Eメール:nreplan@gmail.com
営業時間:土曜・日曜・月曜12:00〜19:00、木曜・金曜12:00〜16:00
定休日:火曜・水曜
www.nre-plan.com/