ショップ紹介No.37

おしゃれなエコは、未来をつくるショッピング 〜ピープル・ツリー自由が丘店

 

 最近はチョコレートやコーヒーなどでなじみ深くなった「フェアトレード」という言葉。これは、貧困のない公正な社会をつくるためのパートナーシップを指します。世界で最も支援を必要とする人々が、収入を得て自立できるよう、正当な代金を支払い、安全で健康的な労働条件で長期の取引を保証するものです。
 今年で10周年を迎えたフェアトレード商品の先駆けのお店「ピープル・ツリー自由が丘店」でお話を伺ってきました。こちらでは、インドやバングラデシュ、ネパールなどの15カ国50団体のパートナーとつくった衣料品、アクセサリー、食品などを販売しています。
 初めは、食品や雑貨をメインにしていたというフェアトレード商品が、今では衣料品などを含めて1000アイテムを越す品揃えとなっているそう。手透きのラッピング用紙やウール製の手編みくつ下、リサイクルサリーを利用して作成したバッグなど多彩なラインナップです。どの商品にも共通しているのは、パッケージやデザインのオシャレさ。日本にはない独特な色合いやモチーフが使われているのに、普段に使いやすいアイテムばかりです。
 それもそのはず、商品の生産は各国の生産者ですが、デザインや色など商品開発は日本のデザインチームが行っているとのこと。マーケット調査をして試作品をつくり、展示会を行って受注を受けてから、実際に商品が店頭に並ぶまで約10ヶ月かかります。スピードばかりが先行される日本のアパレルとは進み具合が異なります。ニット製品については、当初、単調な編み方が多かったそうですが、時間をかけて丁寧な技術指導を重ねるにしたがい、どんどんスキルアップしていくので、デザインの幅が広がり、さらにオシャレな物作りが可能になるという、とても素敵な輪が生まれています。
 長期に渡り大切に築き上げてきた関係が実を結んで、オシャレなアイテムが続々と登場しています。フェアトレードやエコに感心がある人だけでなく、商品の純粋なファンも増えて、今では全国で350店舗もの販売先があるそう。その他にも、表参道の直営店やカタログ、オンライン通販でもお買い物ができます。外見のオシャレだけでなく、背景にしっかりとストーリーのあるアイテムを購入し、大切に使い続けることで、世界と未来を変える第一歩につなげていきたいですね。('09.1.9)

* ピープル・ツリーお取り扱い店舗
www.peopletree.co.jp/shop_oroshi/index.html

お問合せ先
ピープル・ツリー自由が丘店
東京都目黒区自由が丘3-7-2
11:00〜20:00
定休日:年中無休(※12/30〜1/3を除く)
TEL:03-5701-3361