活動報告

平成21年度上期インターンシップ事業報告

日時

平成21年6月~8月

受入企業数
9社

参加学生数
33名


平成21年6月~8月にかけて9社の会員企業様にご協力いただき、「平成21年度上期インターンシップ研修」が行われ、6校33名の学生が研修いたしました。ご協力いただきました企業の皆さま方に、心よりお礼申し上げます。

<平成21年上期受入企業(受入人数):9社>
猪村工業株式会社(4名)/株式会社エフリード(5名)/クロスプラス株式会社(5名)/株式会社ジュニアー(3名)/瀧定名古屋株式会社(1名)/タキヒヨー株式会社(4名)/ティー・エフ・シー株式会社(3名)/万兵株式会社(6名)/モリリン株式会社名古屋支店(2名)

<平成21年上期参加学校(参加学生数):6校33名>
愛知文化服装専門学校(6名)/明美文化服装専門学校(9名)/中部ファッション専門学校(11名)/豊橋ファッションビジネス専門学校(2名)/名古屋ファッション専門学校(1名)/名古屋服飾専門学校(4名)


ティー・エフ・シー株式会社「インターンシップ初日オリエンテーション」レポート
(平成21年6月8日)

明美文化服装専門学校1名、中部ファッション専門学校1名 が参加
平成21年6月22日~7月3日(11日間)
豊橋ファッション・ビジネス専門学校1名 が参加


ティー・エフ・シー株式会社では、6月8日から6月19日までの2週間、明美文化服装専門学校、中部ファッション専門学校から1名ずつ、研修に参加し、初日の6月8日にオリエンテーションがおこなわれました。

はじめに安藤社長から、ティー・エフ・シー株式会社の会社概要や歴史をはじめ、アパレル業界全体についてご説明いただきました。そして「アパレル業界の将来のためにも、業界全体として若い人材を育てていく責任や必要性があり、学生にものづくりの楽しさを伝えなければならないと考えている」などのお話がありました。

いずれもパタンナー志望の研修生に、「仕事の仕方によっては、CADを使ってそれなりに仕上がると、できたつもりになってしまっていたり、流れ作業のようになっていて実力がつかず、他の職場に行ったら使えないということもある」と、基礎をしっかり身につけた上で、常にレベルアップしようと努力することの重要性もアドバイスいただきました。

続いて、総務課の矢野様からの事務連絡のあと、他の階に移動することに。これまで、うなずきながら緊張気味に話を聞いていた研修生ですが、数々の特殊ミシンを目にすると興味津々の様子で、期待に満ちた表情で研修中お世話になるそれぞれのセクションへ向かいました。

2週間の研修で、仕事の厳しさとものづくりの楽しさを学び、その後の学校での取組や就職後の仕事に活かしてほしいと思います。

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タキヒヨー株式会社「インターンシップ、最終日報告会」レポート
(平成21年6月19日)

【タキヒヨー株式会社インターンシップ開催データ】
平成21年6月8日~19日(10日間)
中部ファッション専門学校3名、名古屋服飾専門学校1名 が参加

タキヒヨー株式会社では、中部ファッション専門学校、名古屋服飾専門学校から合わせて4名の学生が、6月8日から6月19日までの2週間にわたる研修に参加、最終日の19日、報告会がおこなわれました。

報告会では、4人の研修生が研修を終えた感想や今後の目標を発表するとともに、それぞれマップを作成し、担当していただいた4人のデザイナーの前でプレゼンテーションをおこないました。

デザイナーからは、「レイアウトや見やすさ、引き付けるコピーなど、このまま商談に持っていけそうなマップでびっくりした」「はじめは絵型が描けずイラストレータもできなかったのに、こんなに上達したとは」といった研修生の成長に感心するコメントとともに、「ここに素材を貼るとさらによかった」「プレゼンの時はメモを見ずに自分の言葉でしっかり伝えるべき」など、具体的なアドバイスもいただきました。

研修全体を振り返り、研修生たちは「企業での実際の仕事は、自分の好きな事だけではなく多岐にわたることがわかった」「50代のスタイリングを考えてと言われて困ったので、自分とは違う年代についても研究したい」「配属先の方たちが、昼休み中でもずっとファッションの話をしていて、本当にこの仕事が好きなのだというのが伝わった。自分も就職してからもそういう気持ちを持ち続けて働きたいと思った」など、多くのことを学んだようです。

最後に、担当していただいたデザイナーやスタッフから「パソコンは時間の短縮になり表現も広がるので、学生のうちに勉強しておくとよいのでは」「就職しても2、3年は雑用だと思うが、その間どうするかが大切。作業を作業で終わらせず、その中から何かをつかめば後で役に立つ時が来る」とアドバイスをいただき、報告会は終了しました。

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